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オペラシネマ鑑賞

先日オペラシネマを観に行ってきました。

前はお話、舞台系がどういうわけか作り物としか受け止められなくて作り物の娯楽ですが現実主義なのか何度か観に行ってもうまく楽しめなかった経験が多いのです。

最近視点が増えてきた?頭が少し柔らかくなってきたのか映画を観るときも脚本の展開、カメラ画角の構図の面白さ、映像編集の面白さなど単に話に乗って面白いかどうか?とは異なる視点で見たり考えたり出来るようになり楽しむ幅が増えたというか変化している気がします。

 

バレエのDVDも観てみようと思ったり、演劇も面白いかなとか舞台系の良さが分かるようになってきたのかなと驚いています。

 

舞台を観ながら複数の要素について頭を巡らせる…おとなのたしなみとでもしておきましょう。

 

サッカー観戦だったらボールしか観てなかったのかもしれません。(笑)

 

知っていることはほんの少しということでまだまだ若輩者ですね。

良い音、きれいな響き

常々考えている項目です。いつも考えていると言っていいでしょう。

良いとされている実際の演奏を聴くことが一番の情報を得ることだと思いますし基本ですが、ヨーロッパが地理上遠いとか、公演チケットが安くはないとか諸事情により毎回演奏体験(と思っています)からの情報を得ることが難しいですね。

 

そうしたなか大昔はLP、カセットテープ、CD、レーザーディスク、DVDと媒体が色々ありました。いまはネットに上がっている動画を簡単に利用できる環境が一般的です。あとはBDもありますし、CDの音楽データを取り込んでMP3プレーヤーやスマホ端末などで音楽を聴いて楽しむことも可能です。

 

自分自身は昭和世代の後期に当たるのですが、LPからCD,LDまでの変化はちょうど小中学生のころに重なり自分でもLPなどプレイヤーに盤を載せて針を操作して体験しています。新しい媒体が商品化して流通するたびに「良い音で聴ける」がキャッチコピーでした。 

「良い音」確かに今までの製品と比べればいい音なのですが、言葉にはしにくいのですがホールなどで聴く時の感じとはやっぱり「何か」が違うというのが正直な感想でした。

 

何が違う、足りないか付け足されているか?

音や残響が情報になって複製されて媒体につけられたものを再生するのは耳で聴くのみですが、ホール、ライブハウスなどでは響きを同じ空間で耳以外身体全体でも体感しているのでそこが違うのかなと思います。

 

人間慣れてしまう生き物で、昔は「良い音」として謳われた過去の製品たちをたまに聴くといま慣れているデジタルとは確かに異なるので新しい発見もありますが、「ん~でも何か違う」贅沢な生き物です。

 

色々楽しむ選択肢が増えていて便利とも言えます。

 

11月6日(日) ヴァイオリンコンサート 

まだ夏ですが秋のコンサートのお知らせです。

11月6日(日)に目黒にてヴァイオリンの安藤瑛華さんとコンサートを行います。

Concert de musique de chambre  vol.5

曲目

マスネ作曲 瞑想曲(タイスより)

ストラヴィンスキー作曲 イタリア組曲

 

ワーグナー作曲 ロマンス(アルバムの一葉より)

R.シュトラウス作曲 ヴァイオリンソナタ作品18

 

今回は作曲上の手法が急速に発展した19世紀の作品を多く取り上げます。音楽の深さを味わうにはちょうどいい秋のコンサート。ぜひお越しください。

 

11月6日(日)全席自由 ¥3,500

会場 目黒 芸術家の家スタジオ

開場13時30分 開演14時~

チケットお問い合わせは ptc2014aky@gmail.com へよろしくお願いいたします。

 

 

 

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多様性

近頃、多様性、ダイバーシティなる単語を流行りのように触れることが増えてきている気がします。

クラシック作品に触れていると音楽もまさに多種多彩。子供の頃から触れていると、正解がひとつしかないかのようなあれこれにいちいち引っかかってしようがなかった幼い頃の自分の感覚を、少し冷静に整理しかけている気もします。

 

四文字熟語にもありますが十人十色。なんでもかんでも他と違えば良いということではありませんが、頑張っていろいろ悩み抜いてやってみた結果が少し他人のそれと違うことに必要以上にやきもきするのは健康的ではないかなと思ってみたりもします。

 

違えようと切り張りするのではなくて、やってみた結果少し異なる…というこのわずかな差が減点されてしまう現実もあるわけで…うまくやってみるしかないのですが。

やるべきことはやりましょう。

発表会での演奏

昨日は都内で開かれた他の先生方の発表会にて演奏させていただきました。発表会は晴れ舞台といいますか、レッスンや家での練習などの普段と違って環境も変わり、雰囲気にも影響されるということを体感したりするなかで弾くのでいつもと勝手が違うことを身をもって勉強できる貴重な機会です。自分が子供の頃は発表会は何度も出たので今となっては発表会の空間や雰囲気がとても懐かしく、客席でもいろいろ子供の頃はどうだったのかな…など想像したり、皆さん堂々として弾いているように感じられたり。自分はこの子位の時はもっと萎縮して力んでうまく出来ないことが多かったなと反省することも多く勉強になります。

 

緊張しても舞い上がって普段と様子が違っても自分の順番が来たらやるしかない!という環境を体感して人としても成長していくんだなと日頃の喧騒を離れてリフレッシュさせていただきました。最近他の発表会を聴いて感じるのは悲壮感なく楽しめて演奏していると感じることが多くなってきました。弾いているご本人や家族は個人的にはいろいろあったりするかもしれませんが、良い傾向ではないでしょうか…自身の反省をこめて。

 

うちの生徒の発表会も秋に控えているのでいろいろ考えるとまた現実に戻されてしまうのでした。お疲れ様でした(笑)

 

教室のページを開設しました。

梅雨明けしたのか気温が30℃台の日が続いたりたまに雨の日もあり端境期が続いています。

日頃レッスンしているお教室のページが出来ましたのでお知らせします。

よろしくお願いします。

 

YOU-PIANO教室

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メシアン トゥーランガリラ交響曲

先日6月12日(日)、ル スコアール管弦楽団第40回演奏会にてメシアン作曲トゥーランガリラ交響曲の演奏にチェレスタで参加させていただきました。

プロのオーケストラでも演奏する機会が少ない貴重な作品で、アマチュアオーケストラでの演奏も4回目になるのではということでした。

鍵盤楽器がピアノ、オンド・マルトノ、ジュドゥ・タンブル、チェレスタと多種入っている楽器構成で指揮台の周りを囲むように配置され様々に音楽が展開されるメシアンの音楽に没頭し、濃密な時間でした。

オーケストラの皆さんのひたむきな姿勢にまた刺激を受けて演奏させていただきました。

ありがとうございました!

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