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足の歩みとテンポ感覚

昔からアジア系は指先が器用という印象があるようで、外から見ても速く弾くことに長けているようですが何か違うと音源や録音を聴くと感じてしまっていました。

指先だけではなくて体に動きとして定着している演奏は1秒以下のほんの短い事ですがその中にはちょっとした違いが隠れていると思います。

秋になって過ごしやすい日も増えてきました。ドイツ系の大家BeethovenやBrahmsSchubertはよく近所を散歩していたそうですが、手先の作業だけにならないように体も動かして実際の動きと音楽がつながる方向を確認できる時期かもしれません

拍子感覚と気候

今年の夏は真夏日が続いて7月は雨の降った量がとても少ない近年まれな晴れの多い日々だった気がします。

こう湿度と気温が高い環境ではなかなかクラシック作品の演奏もしにくいかなと感じる時もあり…拍子感覚についてふと考えてみました。

色々レッスンをしているとしっかりひくことが時に音楽の進み、運びを後ろ向きに引き留めてしまい、さらにはせっかく出した響きも次の音が鳴るまでのタイミングも遅れてしまい重たくて湿気の含むようなもっさりしてしまう音楽になる可能性があるなと感じるのが夏場。

歩くときも大昔ぞうりで着地を踏みしめて歩むような足の運びよりもスッ、スッと重心は下げすぎずに頭のてっぺんを空に吊られたような軽い足取りで進むような音楽運びを意識したいものです。

オーケストラのピアノ

昨日はル スコアール管弦楽団様の定期演奏会ストラヴィンスキー作曲「火の鳥」プログラムの演奏でピアノパートを担当させていただきました。 ピアノというとソロが思い浮かぶ方がほとんどだと思いますが、オーケストラ作品で団員の1人としてパートがある作品も色々あります。

80人以上はいるなかでは音楽は拍子を軸に響きに気を取られすぎず集中しながら楽しむという音楽の原点を思い直すような場でもあるように思います。 団員の皆さんは本番が近づくほど質が上がり、本番では一番良い状態で楽しませていただきました。 f:id:yoshi-masa:20170702104733j:plain

6/18 東金ゆかりの芸術家たちⅢ

5月は真夏日があったり気温変化が大きくなってきた兆しも感じられますが、今月は梅雨入りして肌寒さも感じる日が増えるのでしょうか?

さて週末には出身地の千葉県東金市で東金文化会館開館30周年記念事業「東金ゆかりの芸術家たちⅢ」に出演させていただきます。

クラリネットの青木萌さん、仙台フィルのホルン奏者である斎藤雄介さんとの演奏や、同じピアノ楽器奏者の3名との2台8手や1台4手(?!)の演奏などを予定しています。

本当に様々な楽器の名手たちが同じ出身ということに驚きですが、一同に集まってのガラコンサートは今から楽しみです。

5日後の日曜午後です。 お近くの方、同郷の皆様はじめお気軽にいらしてください。 懐かしい再開なども楽しみです。

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GWのコンサート ありがとうございました。

 5/3は紀尾井町サロンホールにて瀬川由馬氏と連弾&ソロのコンサート、6日はラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン熱狂の日」音楽祭丸の内エリアコンサート。  丸の内オアゾビルでの特設ステージにてテーマの「踊り」にちなんだブラームス作曲ハンガリー舞曲やサン・サーンス作曲死の舞踏などを連弾でお届けしました。

沢山のお客様のご来場ありがとうございました。

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熱狂の日音楽祭 エリアコンサート

5/3の紀尾井町サロンホールでのジョイントリサイタルに引き続きまして、ピアニストの瀬川由馬氏との連弾で丸の内エリアコンサートに出演させていただきます。

今年のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンのテーマは「踊り」 5/3のジョイントでは、たまたま連弾の曲が踊りの関係する作品で揃っているので、ちょっと男たちの白熱した演奏を体感していただけるかも?しれません。

5/6(土)17時からおよそ30分の演奏予定 会場は丸の内オアゾビルのロビーです。

www.lfj.jp