今月の18日(土)に東京都立武蔵PTAの企画されるコンサートにて演奏させていただきます。
曲は展覧会の絵よりプロムナード、ショパン作曲華麗なる大円舞曲、ドビュッシー作曲、亜麻色の髪の乙女などの名曲をお届けするなかに、初めて聴いても楽しめるクラシック作品も織り交ぜての50分くらいの演奏会になる予定です。
一般の方々もご参加が可能ですが、事前応募制で定員に達してしまって満席のようですが、※当日お越しのお客様は会場にお入りいただけるということですので、ぜひお越しください。
※11/4 追記
演奏会の告知ばかりではなくたまにはレッスン関連のことも書いてみようと思います。
ピアノの雑誌などではもう年に何度も出てくる脱力、基礎、歌うようにひく…。
年間の特集でサイクルがあるのかと思うほどよく出てくる単語かと思います。
脱力はピアノ愛好者のあいだで意識されている方が多い割に、できている感触をお持ちの方は少ないようにも感じます。
脱力といっても十人十色。ピアノ奏者によっても感覚は異なりますが、力が必要以上に体にたまらないで音を出すという所では共通項だと思います。
必要な度合いはどのくらいか?これを知っていくことが旗かもしれません。
大きな音、小さな音…鍵盤を押すために必要な体の動きと力の量はどのくらいか? できれば10回同じ曲の部分を弾くときに安定して毎回使う力は差が少ないと気持ちにも余裕が生まれるので、その分を他の意識、次のつながりや音の響きを広がりを耳で聴くことなどに使えて音楽を奏でることに近づけるメリットもあります。
12月10日に「東京建物八重洲ホール」にてクロワッサントリオのコンサートを行います。 (東京駅八重洲中央口から徒歩7, 8分。近くに良く似た名前の貸し会議室があるようです。会場にはご注意ください。)
今回はショスタコーヴィチ作曲のピアノトリオ2番と、ブラームス作曲ピアノトリオ第1番をお届けする予定です。
秋も深まり冬の訪れも感じる12月に、近代的な刺激のあるショスタコーヴィチとロマン色も感じるブラームスを聴けるちょうどいいコンサートかもしれません。
慌ただしくなる年末を前に、ゆっくりとコンサートで音楽を楽しんで行ってください。
チケットのお問い合わせは各出演者ほか、メールptc2014aky@gmail.comへよろしくお願いします。
今年の夏は真夏日が続いて7月は雨の降った量がとても少ない近年まれな晴れの多い日々だった気がします。
こう湿度と気温が高い環境ではなかなかクラシック作品の演奏もしにくいかなと感じる時もあり…拍子感覚についてふと考えてみました。
色々レッスンをしているとしっかりひくことが時に音楽の進み、運びを後ろ向きに引き留めてしまい、さらにはせっかく出した響きも次の音が鳴るまでのタイミングも遅れてしまい重たくて湿気の含むようなもっさりしてしまう音楽になる可能性があるなと感じるのが夏場。
歩くときも大昔ぞうりで着地を踏みしめて歩むような足の運びよりもスッ、スッと重心は下げすぎずに頭のてっぺんを空に吊られたような軽い足取りで進むような音楽運びを意識したいものです。
5月は真夏日があったり気温変化が大きくなってきた兆しも感じられますが、今月は梅雨入りして肌寒さも感じる日が増えるのでしょうか?
さて週末には出身地の千葉県東金市で東金文化会館開館30周年記念事業「東金ゆかりの芸術家たちⅢ」に出演させていただきます。
クラリネットの青木萌さん、仙台フィルのホルン奏者である斎藤雄介さんとの演奏や、同じピアノ楽器奏者の3名との2台8手や1台4手(?!)の演奏などを予定しています。
本当に様々な楽器の名手たちが同じ出身ということに驚きですが、一同に集まってのガラコンサートは今から楽しみです。
5日後の日曜午後です。 お近くの方、同郷の皆様はじめお気軽にいらしてください。 懐かしい再開なども楽しみです。