演奏会の告知ばかりではなくたまにはレッスン関連のことも書いてみようと思います。
ピアノの雑誌などではもう年に何度も出てくる脱力、基礎、歌うようにひく…。
年間の特集でサイクルがあるのかと思うほどよく出てくる単語かと思います。
脱力はピアノ愛好者のあいだで意識されている方が多い割に、できている感触をお持ちの方は少ないようにも感じます。
脱力といっても十人十色。ピアノ奏者によっても感覚は異なりますが、力が必要以上に体にたまらないで音を出すという所では共通項だと思います。
必要な度合いはどのくらいか?これを知っていくことが旗かもしれません。
大きな音、小さな音…鍵盤を押すために必要な体の動きと力の量はどのくらいか? できれば10回同じ曲の部分を弾くときに安定して毎回使う力は差が少ないと気持ちにも余裕が生まれるので、その分を他の意識、次のつながりや音の響きを広がりを耳で聴くことなどに使えて音楽を奏でることに近づけるメリットもあります。