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電子端末を活用

先日、千葉県東金市での「東金ゆかりの芸術家たち 5」に今回も出演させていただきました。 今回も地元出身の音楽家の皆さんとのアンサンブル・セッションを色々とさせていただき、貴重な機会を楽しく過ごすことができたと思います。 幼なじみの親御さん方と、コンサート後に久し振りにお会いする貴重な時間でもあります。 音楽を通して時間を越えて昔のあの頃に還ることが出来るのも、この企画に携わっておられる皆様のお陰だと実感できます。

普段はそれぞれに活動していると思いますが、コンサートの前日や別の日にスケジュールを調整して本番で演奏する曲の練習を重ね、当日の演奏をお届けするスタイルですので、個別の練習・準備はもちろん、前日リハーサルから当日の演奏は短期間に出来ることを出し切ることを求められるので普段とは異なる力や集中を試される場でもあります。

さて、コンサート中のトークでも触れましたが、最近はアンサンブルなどの場でiPad など電子端末を使うことが増えてきました。ネットの動画などを見ていてもiPad に楽譜を表示しての演奏がジャンルを問わず増えてきています。 また、2000年より前からインターネットが一般に使われるように広まりましたが特にここ4、5年で楽譜利用など使い方も多様化しているように思います。

学生時代は紙の楽譜(今もレッスンなどでは紙ベースです。)が基本ですが、伴奏などお仕事の場合は本番までの日数に限りがあったり、条件が限られる中でのお仕事も多々お引き受け出来ているのも、インターネット利用で楽譜情報を送っていただいたりするところの恩恵を受けていると思います。 一般のお仕事でも報告書や書類を電子メールに添付して送信することは一般化していますね。 音楽外の仕事をしていたこともあるのであまり抵抗感なく利用している面はあると思います。

便利なのは紙ですと譜面をめくる作業のために1秒、2秒時間がかかるため、楽譜をまたいで音の並びを覚えている必要があったり、めくる際にスムーズにめくれるか?別の意識をしてしまう点がどうしてもありましたが、それよりは電子画面の場合は指をスライドさせれば画面が次の楽譜に切り替わりますのでスムーズです。

また地元の皆さまとの演奏機会を楽しみにしております。