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ピアノ デュオコンサート

今年もあと2ヶ月を切りましたね。 来年2020年の正月、1月24日(金)に大学同期の浅見陽子さんと数年ぶりのデュオコンサートを予定しています。

せっかくのピアニスト2人乗りですので、お馴染みのピアノ1台だけではなく2台や連弾、ソロとピアノ作品をいろいろな角度からお楽しみいただけるプログラム構成となっています。

今回はフランスものやアメリカもの寄りな曲構成です。 ぜひお越しください。

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チラシ表

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チラシ裏

生演奏の醍醐味

先日、久しぶりにクラシックコンサートを聴きに行ってきました。 室内楽のコンサートでピアノ、ヴァイオリン、チェロのソロやデュオ、トリオと色々な演奏形態の作品を一度に楽しめるプログラムで、最近はこうした内容のものも一般的になってきたように感じます。

演奏の中身はもちろんとても良く、貴重な時間を過ごすことができたと感じられる良いコンサートでした。 10代のころに感じた生演奏の良さを再確認できたようにも思います。 演奏の良さは皆さんそれぞれに思うことがあって違うとは思いますが、個人的には作品の再現だけではなくて音に含まれる倍音までも再現されているような演奏に出会うととても良かったと思うことが多いように感じます。

これは自分が演奏する側になった時に果たしてお客さんにどう思われているか?答えはひとつではないのですが、ある意味では到達し得ないことであり怖いことでもあります(笑) 

道は尽きませんね。

想像する原点

今はデジタル化の普及で鮮明な音源や動画を楽しむことが出来ます。 私が小学生の頃はまだ昭和終盤の10年に重なっていたのでEP, LPレコードで聞く習慣が少しあり、その後CDが世に出回り始めて、小遣いを貯めてJpop歌手のCDを買って何度も聴いて楽しんだ記憶があります。

2000年を迎えて航空機が民間も自動操縦機能が広まったのを始め、自動車にGPS を利用したナビゲーション機能が広まり、今では自動車も自動運転をかなりの段階まで可能になる所まで時代は進んでいるとも言えます。

クラシック作品を演奏したり楽しんだりする際にも、1960,1970年代の演奏や巨匠と呼ばれる演奏に触れることもあります。 テンポ感覚には悩まされることもあります。LP時代の録音技術が未熟だったことや、リハーサルを記録録音したものを平成になってからお蔵入り音源発掘として流通させたものなども含まれているので 、中には録音状態や環境があまり良くなく、聴くに耐えられるかぎりぎりの音源も中にはありますが、ドビュッシーラフマニノフ本人の演奏に触れられる歴史的な意義を含むものもあります。

録音が残っている1900年代中期頃はこんな演奏をしていたと参考にすることもありますが、あまり厳密にそのスタイルに寄りすぎたりしてしまうとテンポ感覚の違いが出てしまったり、ピッチも不明瞭な音源も多いので鮮明な現代版に頭のなかで置き換えたり、修正が必要と感じることもあります。

いずれにしても時間を越えて7,80年前の演奏や音楽家たちの息吹や、時代の空間を感じることができるのも音源の魅力になるのでしょうね。

録音によっては低音域が鮮明でなく、中音から高音域は録れているものもあり、その辺りは頭で想像する原点になることかもしれません。

楽譜を開いて読み込む時に頭で必要とされる要素に近いことかもしれません。

電子端末を活用

先日、千葉県東金市での「東金ゆかりの芸術家たち 5」に今回も出演させていただきました。 今回も地元出身の音楽家の皆さんとのアンサンブル・セッションを色々とさせていただき、貴重な機会を楽しく過ごすことができたと思います。 幼なじみの親御さん方と、コンサート後に久し振りにお会いする貴重な時間でもあります。 音楽を通して時間を越えて昔のあの頃に還ることが出来るのも、この企画に携わっておられる皆様のお陰だと実感できます。

普段はそれぞれに活動していると思いますが、コンサートの前日や別の日にスケジュールを調整して本番で演奏する曲の練習を重ね、当日の演奏をお届けするスタイルですので、個別の練習・準備はもちろん、前日リハーサルから当日の演奏は短期間に出来ることを出し切ることを求められるので普段とは異なる力や集中を試される場でもあります。

さて、コンサート中のトークでも触れましたが、最近はアンサンブルなどの場でiPad など電子端末を使うことが増えてきました。ネットの動画などを見ていてもiPad に楽譜を表示しての演奏がジャンルを問わず増えてきています。 また、2000年より前からインターネットが一般に使われるように広まりましたが特にここ4、5年で楽譜利用など使い方も多様化しているように思います。

学生時代は紙の楽譜(今もレッスンなどでは紙ベースです。)が基本ですが、伴奏などお仕事の場合は本番までの日数に限りがあったり、条件が限られる中でのお仕事も多々お引き受け出来ているのも、インターネット利用で楽譜情報を送っていただいたりするところの恩恵を受けていると思います。 一般のお仕事でも報告書や書類を電子メールに添付して送信することは一般化していますね。 音楽外の仕事をしていたこともあるのであまり抵抗感なく利用している面はあると思います。

便利なのは紙ですと譜面をめくる作業のために1秒、2秒時間がかかるため、楽譜をまたいで音の並びを覚えている必要があったり、めくる際にスムーズにめくれるか?別の意識をしてしまう点がどうしてもありましたが、それよりは電子画面の場合は指をスライドさせれば画面が次の楽譜に切り替わりますのでスムーズです。

また地元の皆さまとの演奏機会を楽しみにしております。

6月22日(土) 東金ゆかりの芸術家たち5

梅雨の季節ですが来週の土曜日には千葉県東金市にて、「東金ゆかりの芸術家たち5」に出演させていただきます。 毎回、多彩な芸術家のみなさんとの共演をお楽しみいただけるコンサートで、今回も初めての組合せや曲目も多数あります。今から楽しみです。

今回は管楽器の皆様との共演、リハーサルでのやり取りから楽しめそうな曲目もあり、どんな仕上がりになるかも想像が膨らみます。

地元の皆様はじめお待ちしております。

www.tobunspo.or.jp

GW ラ・フォル・ジュルネ TOKYO エリアコンサート

ゴールデンウィークに今年もクラシックイベント「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO」丸の内エリアコンサートにて演奏させていただきます。

5月3日 18:15 ~18:45 丸の内オアゾビル1F おお広場で30分の演奏予定です。

www.marunouchi.com

出演 石田万紀さん、吉橋雅孝

曲目 チャイコフスキー作曲 「くるみ割り人形」より抜粋

ガーシュウィン作曲 ラプソディー・イン・ブルー

今年は連休日数がとても長いカレンダーになっていますが、無料でどなたでもお楽しみいただけるコンサートですので是非いらしてください。 お待ちしております。

6/22  東金ゆかりの芸術家たちⅤ

まもなく新年度を迎えて新しい元号になる2019年。 先週は山武ゆかりのコンサートで演奏させていただきましたが、再び6月には「東金ゆかりの芸術家たちⅤ」で地元・千葉県東金市にて演奏をさせていただく予定です。

今回は出演者が20名ということで、回を重ねるたびに新しい芸術家の方が増えていまからコンサートが楽しみです。

イベント案内|東金文化会館ウェブサイト