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もう少しで春の到来

新年になって毎日気温が低い日が続きますが、時々気温が10℃を超える日があるなど少しずつ変化はありますね。 寒い日が続くと外に出るのが遠くなりがちですが、昼間に外に出て買い物などに歩いていくことで全身を使うので家の中にずっといるよりも体が使われて夜の睡眠も少し眠りやすくなったり、1日の生活リズムを保てるそうです。 いつも同じことを繰り返すほうがいい時と、少し違うことを1週間のなかでも2,3種類取り入れて刺激を作ることがいい時があると思います。 うまくいっているときはそれをしばらく続けて、変化が少ないと感じるときは違うこともやってみるといいのかもしれませんね。

2023年末 ピアノの練習中にも効く、流行りの腸腰筋の意識

今年も残すところあと少しとなってきました。急に気温も低くなり風邪やインフルエンザなど流行しているようですが昨今の情勢から、これまでになく健康意識も高まっているようにも思いますが皆さん普段から体を動かしたりしていますでしょうか? 特にこれからの寒い時期に何もしないで1日過ごすと筋肉は細くなり、関節は違和感が出てきたりと気分も下がることが出てくるでしょう。昼間の暖かい時間帯に近所を散歩15分するなど毎日の積み重ねが気持ちも体も健康にしてくれると思います。

ところでそれでも外に出ることが億劫という方でも最近はやりの「腸腰筋」を刺激できる意識の仕方があり、しかもピアノを弾きながらできるということでご紹介したいと思います。皆さんピアノを弾くときにはたいていは座って弾かれると思いますが、弾くときにどうしても猫背になったり、弾くことに集中すればするほど頭が前のほうに垂れてきたり、上半身が前傾した状態を長く続ける場合が多く、かえって腰や背中を痛めるなど体を悪くする一因にもなりかねません。人間は手先の細かい作業をするときなどにどうしても眼も前に向く形でついていますので前傾姿勢になります。 これを少しでも改善できるのが、曲やエチュードなどをしているときに音を出すことに集中しすぎずに20パーセント程度は体や関節の状態はどうかな?と自分で診断しながら弾くようにしてみましょう。弾きながら体の状態を気にする最初のステップになります。

これを数カ月続けてみた次に、弾くときに鼻から少し息を吐くとお腹がへこみます。この状態でさらに背中を少し起こして保持しながらまずは5分程度弾いてください。お腹をへこませた状態を保持させるために普段はほとんど使っている感覚もない体の中心側にある筋肉が刺激されて姿勢の維持に使う腸腰筋などを使えるようになります。 これはピアノを弾くときだけではなくて通勤の電車の中やデスクワーク中、パソコンの入力中にもお腹をへこませながら背中を少し起こすような状態を作るとどこでもできると思います。

慣れない年末の大掃除などで体が疲れることもあるかもしれませんが、少し体のリフレッシュに生かしてみてください。

11/23 ルスコアール管弦楽団 第54回演奏会

秋も深まってきた10月半ばですね。来月11月23日(祝・木)すみだトリフォニーホールでのルスコアール管弦楽団 第54回演奏会に参加予定です。 今回もチェレスタ奏者としてガーシュイン作曲パリのアメリカ人と、ウォルトン交響曲第2番を演奏させていただきます。 普段聴く機会は多くはないのですが、オーケストラの楽器すべてが主役になる場面が多い曲を聴くことができると思いますのでぜひお越しください。 チケットはteketというチケットサイトでお願いします。

www.lesquare.org

三鷹市管弦楽団 矢吹町公演

先日24日(日)に三鷹市姉妹都市になっています福島県矢吹町へ伺っての三鷹市管弦楽団矢吹町公演に鍵盤楽器担当で参加させていただきました。 当日は地元矢吹中学校の皆さんの芸術鑑賞教室ということで、ホールは元気な中学生や保護者、また町民の皆さんが多数参加されていました。

三鷹市にかかわりの深いジブリの映画作品のひとつでもある「となりのトトロ」のオーケストラ曲をはじめ、いろいろな種類の主にラテン系の踊りを取り入れている作曲家の曲を堪能して、きっと皆さんそれぞれ何かを体験したコンサートだと思います。 当日は矢吹町の関係者の皆さんに色々お世話になりました。矢吹町のページにも早速様子が上がっています。

www.town.yabuki.fukushima.jp

8月 ソプラノリサイタルのお知らせ

今年の夏は気温36度が連日続いて記録的な暑さです。

8月27日(日)銀座王子ホールでの「宮崎由起 ソプラノリサイタル」でピアノ伴奏をさせていただく予定です。

モーツァルト作曲「美しき炎の人よ さようなら」、 R.シュトラウス作曲「4つの最後の歌」、 フォーレ作曲 「ある修道院の廃墟にて」,、「月の光」ほか、 ドビュッシー作曲 「Apparition」(出現)、 團伊玖磨作曲 「藤の花」、「舟歌」、 朝岡真木子作曲 「しだれ桜」、「きつねのよめいり」

など演奏する予定です。

会場:銀座王子ホール 開場:午後1時30分 開演:午後2時(午後1時50分よりプレトーク予定) チケット:全自由席¥4,000 お問い合わせは王子ホールチケットセンターほかへよろしくお願いします。

ピアノレッスンでの大人、親の気になる練習時間

子供から大人の方までレッスンを日ごろしていますが、そのなかでよく聞かれる練習時間や練習の仕方などは皆さん関心がある話題の一つだと思います。 練習時間は皆さんどのくらい楽器を弾いているでしょうか? 子供さんと比較して日ごろ仕事をしている大人では当然自由に使える時間数は異なりますので、同じような数字にはならないと思います。

まず子供さんの場合は、使っている教材や進度によって変わりますし、その子の自分でできること、自分で工夫できることが多い場合は練習する内容も自分で増やしたりできますので少し長い分数弾くことができるかもしれません。分数と記しているように単位は分数でいいと思います。 10代なかごろまでは集中力や体力などの要素もあります。間に休憩を挟まずに2時間、3時間と続けるやり方は効率の面でも良くないように思います。だらだらと集中していない状態で音を出している時間が1時間、2時間と経過することが目的になってしまうよりはきちんと休憩を挟んで、40分弾いたら20分くらい休みを入れるなどして練習することをお勧めします。

大人の場合はお仕事がある日と休日で自由に使える時間が変わりますよね。お仕事がある日は仕事帰りに休憩してから15分とか30分くらい弾けるといいのではないでしょうか。休日には、まとまって1時間弾けるときや、ちょっと練習がはかどって時計を見てみたら結果的に1時間弾いていたということもあるでしょう。これが一番望ましい練習だと思います。 練習に集中できる自分の体調に合わせてまとめて1時間できるときと、お仕事など疲れているけど20分くらい弾いてコーヒーを飲みながら休憩を挟んでこれを2,3セット繰り返すというように自分の集中できる状態に合わせて工夫できると思います。

戻りましてお子さんの場合はいろいろな要素があります。よくあるご相談として、ピアノのほかにも習い事をしてスポーツの試合なども土日に入ってきたり割とやることが多いため、まとめて時間が取れないという場合も現代では珍しくありません。もちろん学校の宿題も大切ですので夕方何時に宿題の時間と決めて終わらせましょう。お子さんの体調によって集中できる分数が変化することも含めて考えてあげる必要があります。

ひとつの曲を自分で止まらないで弾けるようにすることを最初の目標に、なるべく時間をかけないでできることを考える場合、まず右手、左手と片手の練習をする日、いきなり両手で弾いて途中でひっかかってもとりあえず最後まで弾く日と分けてもいいでしょう。一度の練習で5回弾くのにかかる分数は合計して5分から15分くらいかと思います。(なお低年齢でも6歳と12歳では自分でできることは大きく異なります。6歳でもできることとして考えると一日の生活のなかで5分から10分は工夫して時間を作れると思います。)

練習は自分で楽譜を読むことの積み重ねる結果、楽譜を読むために必要な脳の使い方が少しずつ定着していきます。また手を使って鍵盤を押すので手先を動かす筋肉や神経の発達になるでしょう。たまに弾くという間隔よりも、毎日でも月曜、水曜、金曜と1日おきでもとにかくピアノに触れている回数は多いほうが自分の手先を動かそうとする脳のはたらきが良くなって、手先も器用に使えるようになります。すると数週間後にはレッスンで弾いている曲がはじめは止まりながら弾いていた状態が、段階を経て時々は止まらないでも弾けるように変化していきます。

指の動きが「動作記憶」として脳に定着すると曲の長さや音符の多さにもよりますが、はじめは1曲通して弾くのに5分くらいもかかっていたところが、毎日10分くらい弾いていたら6日後には少なくとも数分短縮できて途中で止まる回数もだいぶ減り、通したら2分ちょっとで弾けるようになっているというのは動作記憶が深く定着した結果、止まらずにすらすらと弾けて上達していると感じられると思います。 

練習時間というのは長く弾いていればがんばって練習しているということではなくて、練習の内容、質で大きく変わってきます。 外から見たら数分弾いている子とがんばって毎日20分弾いている子どちらも楽器に触れていてほほえましい光景ですが、親からするともしかしたらたった数分しか触っていなくて何か上手になっているの?と思ってしまう場合もあるかもしれません。

内容によってもその判断は変わりますので、少ないかなと感じる場合は夕方にでももう一度声をかけて「夕食まで少し時間あるからまたピアノでも弾いたら?」とうながしてみるのもひとつの手だと思いますが、声をかけるのは何度もしつこく重い腰を上げさせるためにするのではなくて一度だけにしましょう。 何度も繰り返すと子供には「親はピアノを弾かせたいのだろう」とその意図を読まれて、ごり押しを何度も重ねますとある時からかたくなに弾かなくなります。 練習頻度や1日の生活にどこに練習を組み込むか工夫はいろいろできると思います。

小学生頃までは本人が望んで止めずに弾いている場合を除いて、2,3時間はやりすぎだと思います。多くの場合は長くても3,40分くらいで十分でしょう。特に小学生、中学生の時期は体の成長も考えてあげる時期だと思いますので、一緒に出掛ける、お友達と遊ぶことも大切だと思います。 通して止まらないで弾くと1分少しの曲を3,4週後も10分かけて弾いていたら効率のいい練習をしているとは言えないと思いますので、練習方法を変えたり先生とも相談が必要だと思います。

6月 アフタヌーンコンサート

卒業式の時期で春も近づいているようですね。花粉症の皆さんにはなかなかな時期でもあります。今年も例年の何倍とか。

さて久しぶりにコンサートのお知らせです。 6月10日(土)午後2時30分から武蔵野スイングホールにてヴァイオリンのトアルド・ガブリエル、トアルド細野宏奈さんと共に, 普段聴く機会は少ないかもしれない2本のヴァイオリンとピアノの組み合わせの曲なども交えたコンサートを予定しています。 ピアノソロでもショパン作曲ワルツなど数曲の演奏を予定しています。

演奏予定曲 シンディング作曲 2台ヴァイオリンとピアノのためのセレナーデ op.92 クライスラー作曲 小品 ショパン作曲   ワルツ op.34-1 カバレフスキ作曲 即興曲 ショスタコーヴィチ作曲 2台ヴァイオリンとピアノのための組曲

ハルヴォルセン作曲 ノルウェー旋律による演奏会用カプリース グラナドス作曲  ロマンス ドビュッシー作曲 月の光 フォーレ作曲   即興曲第3番 ミヨー作曲    2台ヴァイオリンとピアノのためのソナタ

チケット等お問い合わせは出演者もしくはこちらのwebpageからお願いします。

toaldo.square.site https://toaldo.square.site/concert

trio d'effervescenes flyer