3/31 コンサートのお知らせ
まだ冷え込みが厳しい1月ですが梅のつぼみが膨らんで少しずつ花の咲く準備ができている木もあちこちに見られます。
3月31日(金)の夜にピアノデュオコンサートを行います。 ピアノ2台、連弾とソロの色々な演奏形態でクラシック作品をお楽しみいただける構成です。
2台ピアノではモーツァルトの2台ピアノのためのソナタやアレンスキーの組曲、ピアノファンには人気の曲のひとつであるリスト作曲ハンガリー狂詩曲第2番は連弾でお届けします。 そしてそれぞれピアニストがソロの曲も演奏するというピアノ尽くしのコンサートにぜひお越しください。
会場 スタインウェイサロン東京 松尾ホール (地下鉄日比谷線・千代田線日比谷駅直結)
開場18時 開演18時30分から 全席自由(限定88席)¥3500
お問い合わせ 出演者及びムジカ・シード musicaseed@gmail.com
丸の内クリスマスコンサート出演
先日クリスマスイブの24日に丸の内エリアのクリスマスイベントに参加させていただく貴重な機会をいただきました。
丸の内ビルと丸の内オアゾビルのロビーには大きなクリスマスツリーやくるみ割り人形をテーマにしたクリスマスの飾りつけがあちこちに見られてどこか外国の雰囲気の漂う中、クリスマスツリーをバックに演奏させていただきました。
出演予定の時刻より早めにリハーサルさせていただく時からもうすでに沢山のお客様が待っていらっしゃる、この丸の内エリアならではの雰囲気を楽しみながら、クリスマス定番のアヴェ・マリアやくるみ割り人形の曲などを演奏いたしました。
2016年のクリスマスを皆様と一緒に過ごさせていただき感謝しています。
クリスマスに丸の内エリアでコンサート出演します。
乳児も楽しめる親子コンサート
先日地元にて乳幼児もパパママと一緒に楽しめる名曲コンサートをしてきました。
クラシックの曲は響きが静かなものや音が長く伸びているものも少なくないためか一般的には、ホールでのコンサートではたいてい乳幼児はお断りとか、演奏を聴きながら体が動くことで服や荷物に当たった時の音が他のお客さんに迷惑に感じられるなど、色々と考えさせられる面があるので乳幼児が楽しめるコンサートが少ないと思います。
(他方でシニア層にも気楽に楽しみたい方々がいることも…)
そういう事情が自分でも良くわかるのでサロン的な雰囲気で音楽を目の前で楽しめる親子コンサートで演奏させていただきました。
ピアノに向かう椅子の真後ろにも座って楽しめる距離で、初めの数曲はやや大人しく聴いていましたが段々と雰囲気になれて?もしかしたら座るのに飽きて?少し動いたりする子ども達…自然な反応だと思いますのでこちらは気にならず、皆さんに楽しんでいただけたようで安心しました。
響きの運び、テンポ
今年の秋もやはりコンサートが続いて芸術の秋も深まっています。
様々な時代に生きた作曲家たちの作品を再現、演奏する際にいつも軸になるのはテンポや響きの広がり、運びが効果的かどうか?ということです。
現代のようにハイブリッドカーが走り、鉄道も汽車ではなく新幹線や飛行機の時速300キロの移動速度が身近ななかで、移動の速い乗り物は馬車、基本的に人は歩きや走りでの移動という時期のテンポ感を想像していくことも必要になってきます。
よく健康のために歩くのは良いと言われますが、ぜひ自分で歩いてテンポ感覚の土台を確認することをおすすめします。
楽譜を読んで頭の中で鳴らしていくイメージとしての音楽(空想)と、実際に楽器を使って音を紡いでいく(現実)のつながりを意識して両方考えるようにしています。
テンポが速い遅いは数値的なものではなく作曲者の生きた時代や作品の傾向、スタイルなど色々な要素で決まってきます。また演奏者の好みによっても影響がプラスされることもあります。
速めでさくさく弾いていくのが好みの演奏者、すこしゆったりと音の響きを味わうように演奏していく傾向が強い演奏者…。
何か作品を勉強されるなかで音源を聴かれる際にはぜひ3つ以上の音源を聴いてみることをおすすめします。
弾くのがうまくなる
音楽を弾いて楽しめる状態になるのか音楽を奏でて楽しめれば楽しいのか…聴くだけで楽しくなるのか…
なぞかけのようですが、これは時々考えさせられることです。
スポーツも、実際自分が身体を動かして競技での勝敗やゲーム展開に応じた判断や身体の動かし具合まで磨き上げる、鍛え上げる段階で楽しめる方、勝敗まではそんなに気にしなくても大会などにたまに参加したり個人で身体を動かして楽しめる方、体を動かすのはちょっと億劫だけどテレビ中継や競技場に観に行ったりしても楽しめる方など色々ありましてちょっと似ているかなと思うこともあります。
どれがいいということを指定することでもないですし、どの段階でも楽しめることが一番だと思います。
自分がどういう楽しみで満足できるのかちょっと考えてみるのもいいでしょう。
楽譜の通り音が並べられてある程度の曲想をつけて弾けるということもとても大切な楽しみ方のひとつです。
夏の陽気から急に秋か昨日は11月の陽気に飛んでしまったようですが、芸術とスポーツの秋というのにふさわしい気候になってきました。
音楽ホールや劇場、スポーツ競技場に足を運んで肌で感じる臨場感まで体験したいという場合にはさらにプラス想像力が必要かなと再確認した次第で、少し書かせてもらいました。
歌うような…呼吸のある演奏
先月は雨の多い月だったそうですね。そういえば昨年も9月下旬頃に台風の影響とかで雨が多く、今年の夏は雨が多いなどとテレビでも話題にしていた気がします。統計的に東京は6月より9月が雨が多いそうで…と今年もやっていましたが同じ切り口で同じ話題を昨年も観た気がします。
空気も澄んだ過ごしやすい日が増えてきました。こういう時こそ外に出て15分くらい歩いたり日に当たると体もすっきりし呼吸も体の隅々まで行き渡り気持ちも健康的になるので実践あるのみです。
この感覚は良い演奏を聴いているときの体や呼吸の状態に似ているそうです。日光浴ならぬ良い響きを浴びているとリラックスした状態になるのでしょうか?
弾く場合も同様でリラックスは何も力が抜けすぎている状態を指すのではなくて必要な分だけに効率よく使えている状態で演奏していると、それを聴いている方も先に書いたようにリラックスした状態に良い影響を及ぼすように思います。
心に余裕のある大人でいたいと思うこの頃です。