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2023年末 ピアノの練習中にも効く、流行りの腸腰筋の意識

今年も残すところあと少しとなってきました。急に気温も低くなり風邪やインフルエンザなど流行しているようですが昨今の情勢から、これまでになく健康意識も高まっているようにも思いますが皆さん普段から体を動かしたりしていますでしょうか? 特にこれからの寒い時期に何もしないで1日過ごすと筋肉は細くなり、関節は違和感が出てきたりと気分も下がることが出てくるでしょう。昼間の暖かい時間帯に近所を散歩15分するなど毎日の積み重ねが気持ちも体も健康にしてくれると思います。

ところでそれでも外に出ることが億劫という方でも最近はやりの「腸腰筋」を刺激できる意識の仕方があり、しかもピアノを弾きながらできるということでご紹介したいと思います。皆さんピアノを弾くときにはたいていは座って弾かれると思いますが、弾くときにどうしても猫背になったり、弾くことに集中すればするほど頭が前のほうに垂れてきたり、上半身が前傾した状態を長く続ける場合が多く、かえって腰や背中を痛めるなど体を悪くする一因にもなりかねません。人間は手先の細かい作業をするときなどにどうしても眼も前に向く形でついていますので前傾姿勢になります。 これを少しでも改善できるのが、曲やエチュードなどをしているときに音を出すことに集中しすぎずに20パーセント程度は体や関節の状態はどうかな?と自分で診断しながら弾くようにしてみましょう。弾きながら体の状態を気にする最初のステップになります。

これを数カ月続けてみた次に、弾くときに鼻から少し息を吐くとお腹がへこみます。この状態でさらに背中を少し起こして保持しながらまずは5分程度弾いてください。お腹をへこませた状態を保持させるために普段はほとんど使っている感覚もない体の中心側にある筋肉が刺激されて姿勢の維持に使う腸腰筋などを使えるようになります。 これはピアノを弾くときだけではなくて通勤の電車の中やデスクワーク中、パソコンの入力中にもお腹をへこませながら背中を少し起こすような状態を作るとどこでもできると思います。

慣れない年末の大掃除などで体が疲れることもあるかもしれませんが、少し体のリフレッシュに生かしてみてください。